Vol.2 メーカーの求職・採用動向について
2008.2.26
私はキャプランの営業として、数多くの製造業を担当しております。もちろん、製造業と言っても原料メーカーに始まる生産財メーカーから、企業向けの中間財メーカー、われわれに身近な消費財メーカーまで。
また、商材も幅広く、食品やファッションというソフトで身近なものから、化学樹脂メーカー、電子電気メーカー家電メーカー、重機メーカーに至るまで非常に幅広い範囲に及びます。私たちの生活が製造業のあらゆる商品に囲まれている事を考えれば、幅広いのは当然といえるでしょう。
そんな幅広い製造業界ですが、私が日々企業と接する中で、ある程度共通している特徴があるようにも思えます。また、製造業を転職先に希望される求職者の方々にも共通した動向があるように思われます。以下、業界共通と思われる採用動向や特徴、転職に成功された方々の動向について記載しております。
何かしら皆様の転職活動の参考になれば幸いです。
< 採用動向 >
■ 異業種からの転職は難しい傾向
エンジニアの方はもちろんですが営業職に至っても、製造業以外からの転職成功というのは数少ないのが現状です。異業種からの転職成功例は、同じ商材を扱った商社からの転職、管理部門系の転職、20代の方々の転職などです。
■ 堅実なキャラクターの方が採用に至るケースが多い
メーカーへの転職成功例で、いわゆる派手な方がご入社された例というのはあまり思い浮かびません。外資系やファッション業界など一部異なる業界はございます。
< 特 徴 >
■ 穏やかで堅実な社風、残業少な目
このようなイメージをお持ちの方は多いとは思いますが、実際訪問してみて、やはり穏やかな感じの企業が多いというような実感があります。そういう雰囲気は残業時間にも表れます。もちろん企業によりますが、月30時間も残業すれば多いほう、というような堅実な企業が全般的に多いかと思われます。
■ 給与は安定傾向
極端に安いというわけではありませんが、金融や商社、不動産系といった一部高年収ベースの業界と比べれば全般的に押さえられているという状況です。安定感の裏返しであるともいえるでしょう。
■ 地域に根ざした経営
これは、メーカーが工場を持つという事業構造である為、首都圏の企業であっても街中から少し離れた場所に位置しているケースが多いという事も理由の一つになります。それぞれの企業がその地域の人材を採用する。そして、雇用という形で地域を支え、社会活動等にも積極的に取り組むケースを多く見受けます。
< 応募者の特徴 >
■ 安定志向の方が多い
前述しましたとおり、製造業には安定的イメージがあります。そのためか、やはり安定的な環境を求める方が集まるような傾向があります。特に、最近の20代若年層にはその傾向が強く、管理系職種・営業職種を中心に応募動向も強くなっています。
共通点もあれば、企業ごと、独特の特徴もあります。まずは、転職希望をお持ちの皆様のお話を良くお聞きして、「ここなら・・・」と言う企業の特徴をお伝えして、転職活動をご支援していきます。ぜひご相談ください。地域貢献、ワークライフバランス、環境保護といったトレンドのキーワードと合致する点の多い製造業界は、今後ますます転職マーケットの中心であり続けるでしょう。
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